お子様の近視が進んでいませんか?
日本初承認の近視抑制コンタクトレンズ
「マイサイト ワンデー」始まりました
きしもと眼科 院長 岸本隼人
こんにちは、きしもと眼科の院長・岸本隼人です。
「子どものメガネがどんどん度が強くなっている」「将来の目の健康が心配」――そのようなお声をたくさんいただいています。近視は単なる視力の問題ではなく、進行すると将来的に緑内障・網膜剥離・白内障などのリスクが高まることが知られています。
このたび当院では、2026年2月に日本で正式発売された近視の進行を抑制する1日使い捨てソフトコンタクトレンズ「マイサイト ワンデー(MiSight® 1 day)」の処方を開始しました。近視進行抑制を目的として厚生労働省が承認した、日本初のソフトコンタクトレンズです。
🔍 なぜ今、近視の進行を抑えることが重要なのか
日本の小学生における近視の有病率は約77%と報告されており、40年前と比べて大きく増加しています。近視が強くなるほど、成人後に目の病気を引き起こすリスクが上がります。子どもの目が成長している「今」だからこそできる対策があります。
近視有病率
緑内障リスク
子どもの近視
👁 マイサイト ワンデーとは?
クーパービジョン社が開発した1日使い捨てのソフトコンタクトレンズです。米国FDA・欧州CE・中国・韓国など世界40か国以上で承認・販売されており、20万人を超える子どもたちが使用しています。2025年8月19日に厚生労働省の医療機器製造販売承認を取得し、2026年2月10日より日本でも正式発売となりました。
⚙️ どうして近視の進行を抑えられるの?
マイサイト ワンデーには、クーパービジョン独自の「ActivControl®テクノロジー」が搭載されています。レンズ面には異なる役割を持つ2種類のゾーンが交互に配置されています。
屈折矯正ゾーン
通常のコンタクトと同様に、遠くをはっきり見えるように視力を補正します。
トリートメントゾーン
ピントを網膜の「手前」に結ばせる(近視性デフォーカス)ことで、眼軸の伸びにブレーキをかけます。
💡 デフォーカス理論とは?
目はピントの合う場所に向かって成長しようとする性質があります。ピントを網膜の手前に意図的に置くことで「これ以上伸びなくていい」というシグナルを目に与え、近視の進行(眼軸の伸長)を抑えます。
📊 どれくらい効果があるの?(臨床データ)
7年以上にわたる世界最大規模の臨床試験が行われており、確かなエビデンスがあります。
近視進行抑制率
近視進行抑制率
長期臨床試験
✅ こんなお子様におすすめです
- 毎年メガネの度数が上がっていて心配なお子様(8〜12歳ごろ)
- 強度近視(-10Dまで対応)でオルソケラトロジーが適応外だったお子様
- ハードレンズや夜間装用が怖い・難しいお子様
- アレルギーがあってハードレンズが合わないお子様
- 使い捨てで衛生的に使わせたい保護者様
📋 他の近視抑制治療との比較
| 比較項目 | マイサイト ワンデー |
オルソ ケラトロジー |
低濃度 アトロピン点眼 |
|---|---|---|---|
| 装用・使用タイミング | 日中(起きている間) | 就寝中 | 就寝前に点眼 |
| レンズ種類 | ソフト(使い捨て) | ハード(繰り返し) | 目薬 |
| 対応度数 | 〜-10.0D | 〜-4.0D程度 | 制限なし |
| 装用感 | やわらかく快適 | 慣れが必要 | なし(点眼のみ) |
| レンズケア | 不要(毎日捨てる) | 洗浄・管理必要 | 不要 |
| 保険適用 | なし(自費) | なし(自費) | なし(自費) |
📅 使用方法
- 日中の起きている間に装用します(就寝前には必ず外してください)
- 効果を最大限に発揮するには1日10時間以上、週6日以上の装用が推奨されています
- 1日使い捨てのため、毎日新しいレンズを使用します
- 水泳など水中での装用はできません。その日は眼鏡で過ごしましょう
- 近視の進行が落ち着く10代後半(高校卒業ごろ)まで継続するのが一般的です
💴 費用について
マイサイト ワンデー(1箱 30枚入・片眼1か月分)
※ 初回は片眼1箱(1か月分)からお求めいただけます。
🏥 当院での治療の流れ
-
初回診察・適応検査
目の度数、眼軸長、角膜の状態などを詳しく検査します。お子様の目の状態と生活スタイルに合わせて、マイサイトが適切かどうかを判断します。 -
装用練習・フィッティング
初めてコンタクトを使うお子様でも安心。スタッフが丁寧に装着・取り外しの練習をサポートします。 -
レンズお渡し・ご購入
初回は片眼1箱(30枚)からご購入いただけます。 -
定期検査(3か月ごと)
装用状態や近視の進行具合を確認するため、3か月に1度の定期検査をお受けください。
✉️ 院長からひとこと
「近視は仕方ない」とあきらめていませんか?子どもの目は今も成長しています。早い段階から適切にケアすることで、将来の目の健康を守ることができます。マイサイト ワンデーは世界的なエビデンスに裏付けられた安全で効果的な選択肢です。「うちの子に合うかな?」と少しでもご興味があれば、ぜひお気軽にご相談ください。一緒に、お子様の目の未来を守りましょう。
きしもと眼科 院長 岸本隼人
本記事は患者様への情報提供を目的としたものです。治療の適応については個人差があります。診察・検査のうえ医師の判断のもとで治療方針を決定いたします。価格・診療内容は予告なく変更する場合があります。