🌞 保護者の方へ|子どもの目の健康
「外ではサングラスをかけた方がいい?」「色の濃いレンズの方が紫外線を防げる?」と迷われる保護者の方は少なくありません。
2026年8月、日本眼科学会、日本眼科医会、日本近視学会など6団体は、子どものサングラスやカラーレンズの使用について、保護者・学校関係者へ向けた見解を公表しました。大切なのは、色の濃さではなく紫外線を防ぐ性能、そしてお子さまの目の状態や生活に合わせることです。
この記事のポイント
透明な眼鏡でもUVカット機能があれば紫外線対策になります。帽子や日陰も上手に使い、適切な対策をしながら屋外で過ごす時間を確保しましょう。
子どものサングラス、毎日必要?
紫外線から目を守ることは大切です。ただし、健康な目のお子さまが、学校の屋内を含めて一日中サングラスやカラーレンズをかけることを、すべての子どもに一律で勧める十分な医学的根拠はないとされています。
教室では、文字・色・明暗・コントラストを正確に見分ける場面があります。色付きレンズが必要かどうかは、お子さまの症状や生活場面によって変わります。
紫外線対策は「レンズの色」より「UVカット性能」
サングラスは色が濃いほど紫外線を防ぐように思われがちですが、紫外線をどの程度防げるかは、レンズの色ではなくUVカット性能で決まります。
- 普段の透明な眼鏡でも、UVカット機能が付いている製品は多くあります。
- 屋外では、つばのある帽子や日陰を利用することも有効です。
- 長時間の屋外活動や、スポーツで目のけがが心配な場面では、競技に合った保護眼鏡・スポーツ用サングラスが役立つことがあります。

近視対策では、屋外活動も大切です
子どもの近視では、屋外で過ごす時間を増やすことが、近視の発症や進行を抑えるために役立つと報告されています。紫外線が気になるからと屋外活動を控えすぎる必要はありません。
帽子・日陰・UVカット機能のある眼鏡などを上手に取り入れれば、屋外の明るい光環境を保ちながら紫外線対策ができます。外遊びやスポーツ、散歩などを、無理のない範囲で日常に取り入れていきましょう。
近視が気になる方へ
近視の進行を抑える治療には、眼鏡・コンタクトレンズ・点眼など複数の選択肢があります。治療ごとの特徴は、「子どもの近視 5つの治療を比較」でもご紹介しています。
遮光眼鏡・カラーレンズが必要な場合もあります
まぶしさが強い(羞明)、目の病気がある、手術後である、片頭痛や感覚過敏があるなどの場合には、医師の判断で遮光眼鏡やカラーレンズを使用することがあります。
「まぶしがる」「屋外で目を細める」「色付きレンズを希望している」など、気になることがあれば、まず目の状態を眼科で確認しましょう。お子さまに合う方法を一緒に考えます。
よくあるご質問
参考:日本眼科学会ほか「児童生徒のサングラス・カラーレンズ等の使用に関する見解」(2026年8月21日)。本記事は一般的な情報提供を目的としています。遮光眼鏡・カラーレンズの必要性や近視治療の適応は、お子さまの状態により異なります。

