👁 白内障手術後の方へ
白内障手術後に視力が低下したら?後発白内障とYAGレーザー治療を解説【神戸市東灘区】
神戸市東灘区 きしもと眼科 院長 岸本隼人
こんにちは、神戸市東灘区のきしもと眼科・院長の岸本隼人です。
「白内障手術をしたのに、また視力が落ちてきた」「目がかすむ・まぶしいという症状が再び出てきた」――そのような場合、後発白内障(こうはつはくないしょう)の可能性があります。後発白内障はYAGレーザーという外来での短時間治療で改善できる場合がほとんどです。今回は後発白内障の原因・症状・治療法について詳しく解説します。
後発白内障が発生
治療の所要時間
当日帰宅可能
🏥 当院の白内障手術について
当院では毎週多くの白内障手術を行っており、これまで数多くの患者様の視力回復をサポートしてまいりました。日帰り手術に対応しており、術後のフォローアップにも力を入れており、後発白内障のYAGレーザー治療まで一貫して対応しています。他院で白内障手術を受けられた方の後発白内障治療もお気軽にご相談ください。
🔍 後発白内障とは?
白内障手術では、濁った水晶体を取り除いた後に眼内レンズ(人工レンズ)を水晶体嚢(すいしょうたいのう)という袋の中に挿入します。後発白内障とは、この水晶体嚢が術後に濁ってくることで、まるで白内障が再発したかのように視力が低下する状態のことです。
「白内障手術で入れた人工レンズ自体が濁る」わけではなく、レンズを支えている袋(水晶体嚢)が濁るのが後発白内障です。術後数か月〜数年の間に発症することが多く、発症頻度は約20%といわれています。
⚠️ こんな症状はありませんか?
白内障手術後にしばらく良好だった視力が再び低下してきた場合、後発白内障の可能性があります。
- 手術後しばらく経って、また視力が落ちてきた
- 目がかすむ・ぼやける感じがある
- 光がまぶしく感じる・光がにじんで見える
- コントラストが低下してものが見えにくい
- 夜間の見えにくさが増してきた
📋 なぜ起こるのか
白内障手術の際、水晶体の中身(核と皮質)は取り除きますが、水晶体を包んでいる薄い袋(水晶体嚢)は残します。この袋の中に眼内レンズを固定するためです。
しかし手術後、袋の内側に残った水晶体上皮細胞が増殖・移動し、袋の後ろ側(後嚢)が徐々に濁ってきます。これが光の通り道を妨げ、かすみ・視力低下を引き起こします。この現象は後嚢混濁(こうのうこんだく)とも呼ばれます。
発症しやすい方の特徴として、若い方・糖尿病がある方に多い傾向があります。眼内レンズの素材・形状によっても発症率が異なります。
✨ YAGレーザー治療とは
後発白内障の標準的な治療はYAGレーザー後嚢切開術です。YAGレーザーを使って濁った後嚢(水晶体嚢の後ろ側)に小さな穴を開け、光の通り道を確保する治療です。
😌 痛みがほとんどない
点眼麻酔のみで行います。注射や切開は不要です。
⏱ 5分程度で完了
治療時間はわずか5分程度。外来で当日帰宅できます。
👁 効果が即効性
治療後すぐに視力の改善を実感できることが多いです。
🔄 再発しない
一度治療すれば後発白内障が再発することはほとんどありません。
🏥 治療の流れ
💴 費用について(保険診療)
YAGレーザー後嚢切開術は保険診療が適用されます。
片眼あたりの費用の目安
※ 別途診察料・検査料がかかります。上記は目安です。
❓ よくあるご質問
✉️ 院長からひとこと
きしもと眼科 院長 岸本隼人
「白内障手術をしてよく見えていたのに、また最近見えにくくなった」とおっしゃる患者様が時々いらっしゃいます。後発白内障はYAGレーザーという外来での短時間治療で多くの場合すっきり改善します。「また手術が必要なのか」と心配される方も多いですが、YAGレーザーは切開・縫合・入院が不要な安全で負担の少ない治療です。当院で白内障手術を受けられた方はもちろん、他院で手術を受けた方もお気軽にご相談ください。神戸市東灘区・魚崎エリアで白内障手術後の見え方が気になる方は、ぜひ当院にご相談ください。
本記事は患者様への情報提供を目的としたものです。治療の適応については個人差があります。診察・検査のうえ医師の判断のもとで治療方針を決定いたします。価格・診療内容は予告なく変更する場合があります。

