皆さま、こんにちは。きしもと眼科院長の岸本です。
「毎日、何度も目薬をさしているのに、すぐに目が乾く」 「夕方になると目がゴロゴロして、パソコン作業が辛い」
そんなお悩みはありませんか? 実は、ドライアイの方の約8割は、涙の成分である「油」が不足していること(マイボーム腺機能不全:MGD)が原因だと言われています。
今回は、そんな油不足のドライアイを根本から改善する最新治療 IPL治療 についてご紹介します。
■ IPL治療とは?
IPL(Intense Pulsed Light)とは、もともと美容皮膚科でシミや赤ら顔の治療に使われていた特殊な光エネルギーを、眼科用にカスタマイズした治療法です。
下まぶたの周囲に特殊な光を照射することで、ドライアイの大きな原因である「マイボーム腺(涙に油を出す出口)」の詰まりを解消します。
■ なぜIPLがドライアイに効くの?
IPL治療には、主に3つの効果が期待できます。
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固まった油を溶かす: 光の熱エネルギーで、マイボーム腺に詰まった古い油を溶かし、質の良い油が出やすい状態に整えます。
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炎症を抑える: まぶたの周りの異常な毛細血管を減少させ、ドライアイを悪化させる炎症を鎮めます。
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細菌を減らす: まぶたの縁に潜む細菌(目ダニなど)を抑制し、マイボーム腺の環境を清潔に保ちます。
■ IPL治療のメリット
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目薬の回数が減らせる: 涙の質そのものが改善するため、頻繁な点眼から解放される方が多くいらっしゃいます。
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短時間で終わる: 施術時間は片目数分程度。ダウンタイムもほとんどなく、すぐにお帰りいただけます。
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効果が持続しやすい: 数回の施術を重ねることで、長期間にわたって症状の安定が見込めます。
■ こんな方におすすめです
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目薬をさしても、潤いが長持ちしない
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コンタクトレンズをつけると目が乾いて痛い
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まぶたが腫れやすい、またはものもらいができやすい
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夕方になると、目がかすんだり重くなったりする
受診・ご相談について
IPL治療は、自費診療(保険外診療)となりますが、これまでの点眼治療では満足のいく効果が得られなかった方にとって、非常に有効な選択肢となります。
まずは診察にて、あなたのドライアイが「油不足タイプ」かどうかを詳しく検査いたします。 長年ドライアイでお悩みの方は、ぜひ一度当院へご相談ください。
